2023/8/26-29 浄土山・薬師岳『室堂から太郎平小屋まで長く苦しい尾根歩き』

【山行情報】
山域:北アルプス
山名:浄土山(2831m)、薬師岳(2926m)
参加人数:5名

【アクセス】
8/25:車      本郷20:00ー23:45立山駅 駅の駐車場にテント
8/26:ケーブルカー 立山駅7:00ー07:08美女平
   乗合バス   美女平7:15ー8:00室堂 

8/29:乗合バス 折立11:30ー有峰口駅12:20 
   電車   有峰口駅12:40ー立山駅12:55 
   車    駅の駐車場ー富山市ー本郷

【山行行程】
8/26:室堂→浄土山→獅子岳→五色ヶ原山荘(泊)
8/27:五色ヶ原山荘→越中沢岳→スゴ乗越小屋(泊)
8/28:スゴ乗越小屋→北薬師岳→薬師岳→太郎平小屋(泊)
8/29:太郎平小屋→折立登山口

【状況】
今回の山行は山小屋3泊、一日のコースタイムが6時間くらいだから、まあ大丈夫だろうと思っていた。結論から言えば、年のせいかトレーニング不足のせいか、全然大丈夫ではなかった。年配の読者もおられるので、そのことを書こうと思います。

【8/26】
室堂8:15→10:25浄土山→13:10獅子岳→16:20五色ヶ原山荘(泊)

1日目は立山の室堂(2432m)から浄土山(2831m)を越え、五色ヶ原山荘まで。浄土山は一ノ越を挟んで雄山の反対側、雄山は2度行ったことがあり、浄土山は特に問題がなかったので何も考えていなかったが、考えてみれば10年も前のこと。浄土山が急な登りだったのと、獅子岳から先は400mほどのザレ場の激下り、ザラ峠(2342m)まで。呼吸が激しく息が苦しかった。あと3日間この調子ではとても縦走できそうもない。頭の中で「限界」と「引退」がチラついて、しかし途中でギブアップもできない、内心必死だった。歩行時間7h50′(計画7h20’休憩時間含む、コースタイムはその80%)五色ヶ原山荘(2485m)。

室堂から右が浄土山、左が雄山
浄土山か南峰ら雄山を望む。尾根に一ノ越山荘が見える。
東方に黒部湖の景色
獅子岳を過ぎて激下りが始まる辺りか。ここから五色ヶ原山荘が見えるが、山荘まではまだまだ遠い。

【8/27】
五色ヶ原山荘5:50→9:20越中沢岳9:45→14:40スゴ乗越小屋(泊)

2日目は五色ヶ原山荘(2485m)から鳶山・越中沢岳(2592m)・スゴの頭を越えてスゴ乗越小屋(2270m)まで。途中3度の300mほどの激下り。前日に比べればこの日はよほどマシだったが、歩行時間8h50′(計画8h00′) 。

鳶山から薬師方向を望む、左手遠く笠ヶ岳が見える。
越中沢岳から北薬師、その奥に薬師岳を望む。はさらにその奥?

【8/28】
スゴ乗越小屋5:40→10:15北薬師岳10:30→12:00薬師岳12:20→
13:15薬師岳山荘→15:45太郎平小屋(泊)

3日目はスゴ乗越小屋(2270m)から間山・北薬師岳(2900m)を通り過ぎて薬師岳(2926m)を目指す。何とか目標の正午ジャストに登り切ったが、頂上から太郎平までの下りが長く、薬師岳山荘まで230mの落差、太郎平小屋まで400mの落差はしんどかった、歩行10h00′(計画8h00′)と2時間もオーバーしてしまった。

スゴ乗越小屋を出発のとき
黒部川の源流が近づいてきた。
北薬師岳が見える。薬師岳はその奥。
北薬師に近づいてきた(東面)、西面と表情が全然違う。
北薬師の手前
薬師岳頂上
ビールを飲みながら見上げた夕方の薬師岳。白く見えるのは雪ではないが何だろう。

【8/29】
太郎平小屋5:50→10:50折立登山口

4日目は太郎平小屋から折立までひたすら下りるだけ。気分的には楽だったが、落差1000mの下りは私には決して楽ではなかった。足が攣ることはなかったが、折立に着いたときは仰向けに寝転がるほどだった。歩行5h00′(計画4h00)と計画から大きく遅れてしまった。無事でよかったが、4日間通して全く余裕がなかった。

太郎平小屋から下る途中、五光岩から見た薬師岳
折立に到着 下山終

とにかく参加されたメンバーは、事故が無かったこと、天気がよかったこと、またおそらくこのコースはくららの定例山行では初めてだったこと、知らなかった景色が素晴らしかったこと、そして思ったより厳しかったということで一致した。
また、時間に余裕ができたので、疲れを癒してくれた温泉も素晴らしかったし、富山市で立寄ったお寿司屋さんもお値打ちで美味しかった。この評価も全員一致した。