2023/7/24 木曽駒ヶ岳・宝剣岳『木曽駒が若い女性を引き付ける』

【山行情報】
山域:中央アルプス
山名:木曽駒ヶ岳2956m・宝剣岳2865m
参加人数:3名
目的:日帰り3000m&百名山

【行程】
菅の台バスセンター⇒しらび平駅⇒千畳敷駅→乗越浄土→宝剣山荘→中岳→木曽駒ヶ岳→宝剣山荘→宝剣岳→宝剣山荘→千畳敷駅⇒菅の台バスセンター

【山行状況】
  本郷 5:30発、地下鉄もない時間なので、「今日は少し早いな」と思ったが、菅の台バスセンターの駐車場はもうかなりの混み様。シャトルバスもロープウェイ(60人乗り)も満員。結論はこの「少し早い」 がちょうどよかった。その後はすべて順調だった。

  ロープウェイを降りるといきなり2612m、高山病になってもおかしくない高度。快晴の天気はいいが、今日も暑くなるぞと言い聞かせて歩き始める。上をみても下を見てももいきなり絶景。しばらく歩くうちに気が付いたが、どうも若い女性が多いようだ。格好の少し違う女性たちがいっぱいだ。アクセスはいいし、高山植物(お花)は多いし、景色は様(さま)になるし、インスタ映えする写真は撮れるし。若い女性が多い理由が分かった。圧倒的なパワーを感じる。

  しばらく行くと急な坂道(八丁坂)になり、その坂が乗越浄土まで続く。登るにつれて千畳敷カールの中に、今来た道とその向こうに赤い建物が納まっている。尾根に辿り着くと、道は左右に分かれ、右は木曽駒、左は宝剣なので、中岳を越えて駒ヶ岳に行く道を選ぶ。中岳は止まらず駒に向かって下ると、青い屋根の頂上山荘を右手に見て、駒の山頂へ登る。岩がゴロゴロしているので、歩き難いが、20-30分しかからない。霧が出て南アルプスや北アルプスは見えなかったが、中央アルプスの空木・南駒が見渡せたし、私がランチを食べた場所からは祠(ほこら)の向うに御岳山が綺麗に見えた。

乗越浄土を仰ぐ
千畳敷カールを振り返る
祠の向こうに御岳山がきれいに見えた
空木と南駒を見渡す

  帰りは中岳を通らず宝剣山荘から宝剣岳に登った。その名の通り、剣のような岩山を登るし、ロープが張ってあるので、「怖い」という人もいるかもしれないが、岩山はゆっくりだし、足や手をかけるところがいくらでもあるので、難しい訳ではない。登り切ったところにひと際高い岩があり、そこに登りたい人もいた。私のような年齢になると、自ずと自制心が働くようだ。

平日(月)とは思えない登山客、特に女性が多かった
いつでも行けると思っていたが、やっと登れた宝剣岳
てっぺんにいる人は知らない人
私もここまででいい
こんな感じですが、そんなに怖くない

【感想】
  いつでも行けると思っていると、行きそびれてしまうことがよくある。行けるチャンスは見逃さない方がよいようだ。
  木曽駒は桂小場からは登ったことがあるが、一番人気のこの道は今回が初めてだった。将棋頭山(西駒山荘)からとは全然違う山のような気がした。
  お花が目的の人はもう少し早い時期の方がよいと思う。最近は今年も初夏から暑かったからかも。
  リーダーは何度も同じコースを歩いてくれるけど、ほんとに有難いと思います。