【山行情報】
山域:北アルプス
山名:剣岳
参加人数:4名
1日目
室堂から剣沢キャンプ場へ。テントを立てた後、源次郎尾根の取りつきまでのルートを下見しました。事前情報では、雪渓の雪解けが早く夏道が推奨されていました。情報どおり雪渓はところどころに穴やクラックがあって、歩行できる状況ではありませんので、取りつきまでは、夏道を歩くことにしました。下見の重要性をあらためて実感しました。テント場に戻ってからは、明日のために懸垂下降の復習をおこないました。

2日目
午前3時30分に出発。昨日の下見のおかげで取りつきまでは順調に進みます。取りつき直後に岩場の難所がありました。登山靴がつるつる滑ってなかなか登るのが難しかったのですが、ロープを駆使して何とかクリア。最初のピークのⅠ峰に向かいます。Ⅰ峰までは、最初の岩場を含めて難易度の高い登り箇所が3箇所あり、ロープ確保を行いました。きつい登りが続き、ほぼ四つん這い歩行で進み、Ⅰ峰に到着。その後、Ⅱ峰までの登りは、適度な難易度と高度感で楽しいの登りでした。Ⅱ峰からの展望は素晴らしく、これから登る剣岳の山頂、源次郎尾根の次のステップとして目指す人が多いと言われている八峰が望めました。Ⅱ峰からの下降は、ロープを使った懸垂下降です。30mのダイナミックな懸垂下降はとても気持ちがいいものでした。Ⅱ峰下降後は、剣岳山頂へ向かいました。その間は、手を使って登るような箇所は少なかったですが、浮石が多く、また道も不鮮明で注意しながら進みました。剣岳山頂へ到着したのは、12時30分、登頂のピークは過ぎていたため、山頂に人は少なかったです。予報に反して、午後になっても天気は持ちこたえていて、良い景色でした。山頂で休憩をとった後は、一般登山道の別山尾根ルートから下山し、剣沢キャンプ場へ到着しました。





3日目
最終日は、下山のみです。のんびり起床して6時に剣沢キャンプ場を出発して、室堂に向かいました。無事下山完了。
3日間、体力の限界というほど疲れました。今回の源次郎尾根ルートは、アルパインクライミングルートガイド(山と渓谷社)によると、難易度評価は最低ランクの☆1つ。ここで☆1つだったら、☆2つや3つ、それ以上のルートはどんなところなのか?あらためて、アルパインルートの困難さを身に染みて感じた山行でした。