2021/10/16-17大菩薩嶺『奇跡の富士山』

【山行情報】
山域:奥秩父山地
山名:大菩薩嶺(2057m)
参加者:8名
【行程】
10/16:7:30本郷~12:30上日川峠登山口~14:20介山荘~14:45親不知ノ頭~15:30大菩薩嶺~16:20介山荘
10/17:8:30介山荘~9:35上日川峠駐車場~大菩薩の湯~勝沼ぶどうの丘~17:00本郷

【状況】
天気やコロナで中止になること2回!3度目の計画となり、今回も雨天は予測されたが1日目は曇りで2日目も小雨と予想して、リーダーの英断で決行することになった。
 登山口手前にある千石茶屋でお昼ごはん。持参したものに加え、桃ジュースやみそ餅で大満足。桃のシロップ漬けも格安でした。どれも値段も安くて美味しくておすすめです。
 お天気も曇りで、関東圏からは日帰り登山のエリアなので、駐車場はとても混んでいました。
 視界は開けないまま進み、「ここからは富士山が見えるはず」の場所も真っ白。明日は雨予報なので、今日中に大菩薩嶺まで行くことになりました。介山荘に着くと、ザックや荷物をデポして頂上へ。一人は、山荘で待機することになり、7人で向かいました。本来は絶景が見えるであろう稜線を歩いていくと、頂上にぽっと出ました。あまり景観はよくないらしいですが、ずっとガスっているので変化はありません。写真をみんなで撮っていると、近くに親子のシカがやってきました。逃げようともしないで、私たちを癒してくれるかのように、いい被写体になってくれました。

親不知ノ頭からの眺め、あたり一帯真っ白なガス
賽の河原から大菩薩嶺を目指す
大菩薩嶺山頂で鹿のお出迎え


 介山荘に戻り、部屋で一休みしていると、介山荘のご主人の「ブロッケン!!ブロッケーン!!」という大きな声が。みんな大急ぎで外へ飛び出しました。なんと素晴らしいブロッケンができていて、みんなそれぞれに手を振ったりして存分に楽しむことができました。ごほうびは、それだけに終わらず、なんと奇跡的に、そのあと雲が動き、富士山が顔を見せてくれたのです!その雄大さにしばらく見とれて、感動的でした!!そのあとにおとずれた夕日もきれいでした。日の出や夜景は、残念ながら見ることができませんでしたが、「来てよかった。」と思えたメンバーたちでした。

神秘的なブロッケン現象を体験
雲が流れて奇跡的に富士山が現れる


 2日目は、下るだけなので山荘をゆっくり出発。帰りは、そのまま「大菩薩の湯」に向かい、「朝から温泉」という贅沢な時間を過ごし、」また、「勝沼ぶどうの丘」に寄って、ぶどうやワインを購入。名物の「ほうとう」も美味しくいただいて帰路につきました。

雨の中を下山する