2023/8/30-9/3_『聖岳~赤石岳』をテント泊で頑張る!(夏山合宿)

【山行情報】
  • 山域:南アルプス南部
  • 山名:聖岳(3013m)、赤石岳(3120m)(他いろいろ)
  • 参加者:3名
【行程】
  • 8月30日(水):名古屋⇒椹島ロッジへ移動
  • 8月31日(木):椹島ロッジ⇒聖沢登山口⇒聖平小屋(テント泊)
  • 9月1日(金):聖平小屋⇒前聖岳/奥聖岳⇒兎岳⇒小兎岳⇒中盛丸山⇒百間洞山の家(テント泊)
  • 9月2日(土):百間洞山の家⇒百間平⇒赤石岳⇒赤石小屋(テント泊)
  • 9月3日(日):赤石小屋⇒椹島ロッジ⇒名古屋
【山行記録】1日目/8月30日(水)

この日はのんびり集合して、椹島ロッジへの移動だけ。とはいえ新静岡インターを降りて、そこから畑薙ダムの駐車場までが長い!!

道が狭く曲がりくねっており、この区間だけで2時間半ほど。運転ありがとうございました…。

畑薙ダムの駐車場から更にシャトルバスで1時間。このシャトルバスに乗るため、この日は椹島ロッジに宿泊。(山小屋泊しないとこの無料バスに乗れない)

移動だけでも疲れたけど、夕方椹島ロッジ着。

…昔の保養施設とかみたい笑

オシャレで美味しかった晩御飯。

【山行記録】2日目/8月31日(木)

晩御飯が美味しかったからちょっと期待したけど、朝御飯は質素め。白ご飯をもりもり食べるのさっ。

聖沢登山口までは送迎バス。超らくちん。

山小屋に1泊以上するだけで、畑薙ダム⇔椹島ロッジと椹島ロッジ⇒聖沢登山口の送迎バスが付いてくるのは、だいぶコスパが良い気がする。

6時10分、いよいよ山行開始!

この日はひたすら樹林帯を登り続ける感じ。

木々の隙間から見える空は快晴で、眺望はあまり無いものの日差しが当たらないだけで有難く感じた。

こわごわ吊り橋を渡るYさん。

こういうの苦手だそうで!笑

休憩は開けた場所で。

自分で地図を確認する以外では、この道程標くらいしか目安にするものが無い。

テント泊+3泊分の食料が入った荷物は重く、3人ともザックの重量はそれぞれ15kgは軽く超えているはずだが、これしきの重さでは中腰~しゃがんで花を撮影することは諦めないYさん。ほとんど重量スクワットである

奥に聖岳が見えてきた。

13時40分、聖平小屋に到着!

ひたすら地味~な登りの1日だった。

3人でそれぞれテントを張って…

お待ちかね、お食事タイム!

これがテント泊の醍醐味だと思う。

テント場は広くて空き気味。全部で10張りあるかどうかくらいだったので、かなり広々使えた。

トイレは「紙お持ち帰り式」。ゴミ箱…無いんだ!

【山行記録】3日目/9月1日(金)

朝5時、聖平小屋を出発

この最高の時間帯に活動を始められるのが泊りがけ山行の良い所だと思う。

仲良く並んだトリカブト。

今回の山行で一番よく見た花はトリカブト。至る所で満開だった。

じゃりじゃりした感じのきつめの登りを登って、

6時41分、小聖岳到着!(看板が骨だけになっていて何も書かれていない笑)

正面に見えているのが前聖岳でーす。

ここからも急登。

8時10分、広々とした前聖岳に到着!

ここに荷物を置いて奥聖岳へ往復する人が多いので、そこらじゅうザックだらけ。

聖岳の看板の背後には赤石岳

明日はあそこにいるのかぁ~。

もちろん、奥聖岳にも行きます!片道20分弱。

足元はゴロゴロ気味の、緩やかな下り。

奥聖岳には特に何かあるわけではないけど、富士山が見える

奥聖の方が低いし!ここにも個別に名前を付けるあたり、「言ったもん勝ち」だなぁと思う。

風も強いのでみんなあまり長居せずに引き返していた。

でも前聖~奥聖間のこの景色はけっこうお気に入り

また片道20分弱かけて前聖へ。

実は前聖でお留守番していたリーダーと合流。

リーダーは昨夜のテント泊であまり寝られなかったとお疲れの様子。

9時、また重いザックを持って再出発

前聖から下って兎岳へ向かう

ここの下りが今回一番しんどかったかなぁ。

とにかくゴロゴロザリザリしていて急。油断すると派手に落石を発生させながら転落しそうな地形。気を付けて下るので精神が削られる。

12時10分、兎岳到着!うさぎのポーズ。一人だけノリが悪い人がいるぞぉ!

余裕そうに写真を撮っているけど、けっこう疲れている。まだお昼だけど、気分だけで言うともう日暮れ前くらい。

次は小兎岳を目指す。小さくなくない?

13時7分、小兎岳到着

もう記念撮影しているテンションではない。早くテントに入りたい。

そしてまた下ってからの登り返し!

写真撮りながらではあるものの、さすがにYさんが遅れ始める。みんな同じくらいの荷物を持って、体格差のハンデがあるので一緒に歩いているだけでもすごいと思う…

(今気付いたが、今回のメンバー全員イニシャルYだった。まぁいいや笑)

14時25分、本日最後のピーク、中盛丸山に到着!

少し遅れても一歩一歩確実に。雄大な景色を背負ってのガッツポーズがかっこいい

そしてまたガレガレの下り

もう下りも嫌だなぁ…。

中盛丸山、登ってるときは「全然丸くないじゃん!」と思っていたら、反対側から見たら丸かった

15時50分、百間洞山の家に到着!

山小屋って、近付くと独特の活気を感じますが、ここは最初、山小屋が見えた時、「え、空き家?」と思ったくらいなんだか静かで、ガランとした雰囲気の漂う山小屋…。

空き家ではなかったけど、受付の雰囲気も悪く、宿泊客も少ないみたい。空きがあるとのことで、昨夜でテント泊が嫌になったらしいリーダーだけ山小屋に泊まることに。

テント場は小屋からけっこう遠く、片道5分以上かかる。というかテント場まで普通に登山(笑

テント場もやはりガラガラだったので、広々使えたのは良かった。

【山行記録】4日目/9月1日(土)

5時3分、まだまだ暗い中スタート

ただテント場の朝は早く、我々は遅い方だった。ほとんどの人は3時台に出て行ったと思う。

すぐに急な登り。明るくなると遠くに雲海が見える。

日が差してくるころ、急になだらかで開けた場所に出る。百間平に到着。

初日から割と、急だったり切り立っていたりと心が休まらない地形ばかりだったので、束の間の癒し区間だった。

「馬の背」は思ったより幅広く、楽々通過。

いざ、赤石岳に向かって登り始め。

岩だらけ!。

昨日の今頃に登っていた聖岳がよく見える~。

1日でこんなところまで来れる人間の脚ってすごいなぁ。

赤石までもけっこう急な登り。

登り切った!

富士山がめちゃくちゃよく見える

富士山がよく見えたついでに、フッジサーンな記念写真

今回の山行の最後のピークを登り切ったので、だいぶ心が軽やか

花の撮影に余念が無いYさん。

振り返るとだいたいこんな感じ。山行しながら15kg重量スクワットみたいなもん。

8時49分、赤石岳に到着!

360度…ばっちりクリアー!聖岳方面。

荒川三山方面。

最高ですね!

ランチにはまだ早いけど、今日は時間に余裕があるのでここでたっぷり40分休憩

よ~し下るぞ~。

やっぱりちょっとガラガラした下りにくい道だけど…。

少し下って、分岐から赤石岳を振り返る。

更に下り。どんどこ下るよ!

もう谷の一部は紅葉が始まりかけている。早い。

ずっと急で足場の悪い下り。地図上に「砲台型休憩所」とあって、いったいなんだろうと思っていたけど、見たらすぐに分かった。

立ち止まる所もろくにない斜面で、ここだけ丸くぽっかり平坦な空き地。これは確かに砲台型休憩所だ…!

アブみたいなハエみたいな虫が少なければ居心地良かったのにな。ここでお昼。

更に下って下って…

嫌になって来た

そして少し雲が多くなってきた。

これだともう上から富士山は見えなさそう。朝は天気が良くて良かった!

はぁ(ため息)

13時12分、赤石小屋に到着!

下りに嫌気がさしていて長く感じたけど、なんだかんだでまだ昼過ぎ

そしてまたリーダーは「小屋空いてる?」と聞いて、空いてると聞くやいなや、リーダーだけ即小屋泊に変更!

そんな重いテン泊装備担いで、結局1泊しかしてないじゃないですか!

我々2名はテント張って、なんやかや身の回りのことをして、夕方早めの時間に打上げ!

今日も無事おつかれさまでした~

チェックインの時に「テントこれから20張りくらい増えると思うんで、詰めて張って下さいね~」と言われたのでしっかり詰めて張ったけど、結局全体で10張にも満たず、スッカスカであった。日暮れ前になっても、上のテン場なんて1張も無かった。今日土曜日ですよね???

【山行記録】5日目/9月2日(日)

最終日もしっかり早起き。

山小屋で聞いた昨日時点の天気は「下り坂」だったので崩れるかもしれないと予想していたけど、予報に反してむしろ快晴。月が綺麗。

今年から本格的にテント泊山行をやるようになったYさん、テント1泊目は撤収にけっこうもたついていたけど、3泊目にはめちゃくちゃ要領が良くなっていて、撤収の早さに自信がある筆者とはもうトイレに行くくらいの時間差しか無かった。適応力凄過ぎィ!

4時55分出発

最終日も下りが急。

「ボッカ返し」なる急な区間も通り過ぎ、

いくら急でも、ボッカさん引き返しちゃったら困るよね。

下って下って

巨大なキノコにびっくりしたりしながら

嫌になるくらい下って、

8時26分、椹島ロッジに到着!

帰って来たー!最後まで良い天気。

バスは10時半なので、椹島ロッジでシャワー(有料)を浴びてさっぱりして、ソフトクリームで〆。

ソフトクリーム、高かったけど濃厚まったりで美味しかった!

帰りの送迎バスは団体さん2組とかぶったので、2台ぎゅうぎゅう詰めの状態でそれはそれで疲れた…。

【記録】全行程の合計
  • 歩行時間:30時間48分(休憩3時間43分を含む)
  • 歩行距離:29.1 km
  • 累積標高:登り3,700m/下り3,729m

見事に全日晴れ!の最高の条件でした!

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