2022/6/11笙ヶ岳『幻想的な雰囲気の森の中で』

【山行情報】
山域:養老山地
山名:笙ヶ岳(908m)
参加者:6名
天気:曇り及びガス
目的:夏山トレーニング、クリーン山行
【行程】
本郷6:30~滝上パーキング7:30/7:50~林道分岐8:50~もみじ峠9:20~笙ヶ岳10:40/10:53~もみじ峠11:58~牧場跡(昼食)12:07/12:25~滝上パーキング13:50~本郷16:00
【状況】
今日は天候が不順の予想で、養老山まわりは止めて、笙ヶ岳だけを目指すことに。やはり滝上パーキングに着いたら、なんだか空が真っ黒で今にも降り出しそうな様子。雨降ったら傘さして歩けばいいかと、傘をリュックの一番上に置き、出発。自然保護の部長も参加で本日は「クリーン山行」も兼ねています。腕に腕章をつけ、リュックにスーパーの袋をぶら下げて格好は出来上がりました。

腕章をつけゴミ袋を持ち準備OK


 1時間強の林道歩きはお話しに花が咲き、広い林道でもあり少しもくたびれません。途中に「マルミノヤマゴボウ」ー後で調べたら有毒だそうですーが何株もあり大型の植物なので目立っていました。

マルミノヤマゴボウの花

林道終点からは突然の急登の始まり。でも30分位で「もみじ峠」という少し広い所にで、そこからは素晴らしい景観の山道の始まりでした。ほんの少し雨が落ちますが自然林の大木の下ですからほとんど雨粒はなし。それよりも辺りがガスって幻想的な雰囲気です。道の向こうは傾斜が強く落ち葉が降り積もって、これもいい感じ。途中傾斜のきつい道をトラバースするような細い道もあり、傾斜がきついからか倒木が多く「頭注意」の声かけが多く聞かれた。

倒木が多く「頭注意」
左の谷へ落ちたら大変


さて、この山はヤマヒルがいるとの情報、後ろの二人は目がよく「きゃー、いた。」「またいる」と大騒ぎである。が、今日は念入りに「フマキラースキンベープミスト」を吹きかけていたので、誰も被害がありません。 もう少しで頂上という所で素晴らしいプレゼント。「ヤマツツジ」が2本だけ大木のすらりとした樹形に、真っ赤な1・5m四方ぐらいの大きな花のかたまりが咲き誇っていた。 

立派な山ツツジの花
笙ヶ岳頂上、展望なし


頂上は展望のないところで時間も10:40と早いので、写真を取りすぐに下山。ここからは本格的に「クリーン山行」を意識しながら歩いた。ちいさなぷらゴミが時々ある。マツカゼソウ、シソバタツナミ、ヤマボウシ、ウツギ、コナスビなど所々の花が楽しませてくれる。もみじ峠まで降り、昼食がてら「牧場跡」にいく事にした。まあまあ広い広場にテーブルも3,4か所設置してある。ところが帰ろうとすると近くの落ち葉になんと「おおきな2ℓ位のガラス瓶」が2本も捨ててある。仕方なく持ち帰る。駐場の管理人に感謝され、ゴミも引き取ってもらえた。不燃2.8キロ、可燃0.7キロあった。帰りは高速の整備工事で渋滞ノロノロでいつもの時間になった。

本日の収穫:2ℓのガラス瓶2個+不燃2.8Kg、可燃0.7Kg