2026/3/20伊勢山上『スリリングな岩場修行と伊勢観光』

【山行情報】
山域:伊勢山地(三重県松阪市)
山名:伊勢山上(390m)
目的:行場での岩場修行に挑戦
参加:5名
天気:晴れ

伊勢山上(いせさんじょう)は修験道の霊場で、大宝元年(701年)に役行者が開山したと伝わる。
中心となる飯福田寺には行場が整備され、役行者が巨大な岩窟に100日間こもって修行したとされる。
鎖場や岩場を巡る厳しい修行体験が特徴で、古来より「試しの山」として信仰を集めてきた。

【行程】
飯福田寺~表行場~裏行場~飯福田寺

【状況】
毎年12月恒例の「伊勢山上・牡蠣小屋山行」ですが、「牡蠣はちょっと…でも伊勢山上には登りたい!」という熱い?リクエストにリーダーが応え、今回は特別企画が発動。

その名は、「伊勢山上・餃子山行」です!牡蠣派も非牡蠣派もノーサイド、5名の精鋭が集結しました。

リーダーとはすっかり顔なじみのご住職はあいにくご不在でしたが、奥様に入山料の500円をしっかり納め、ありがたい注意事項を胸に刻んでいざ出発。

最初の難関は、いきなり現れる「油こぼし」という名の急傾斜です。ほぼロッククライミング状態でよじ登り、ほっと息をつく暇も与えずに立ちはだかるのが、参拝スポット「行者岩」。
頼みの綱(鎖)が途切れているトラップもあり、悪戦苦闘するメンバーも。

その後、ロープの出番こそなかったものの、戸隠さながらの「蟻の戸渡り」や、足元が全く見えない急勾配など、スリリングな展開が続きます。
見えない足元にプルプル震える下りでは、仲間の的確なアドバイスに救われました。

一方で、天候にはバッチリ恵まれ、道中から見渡す山々の絶景はまさにプライスレスな贅沢時間でした。

ぐるりと一周して無事に登山口へ生還し、まずは表行場をクリア。しかし休む間もなく裏行場へ突入します。

こちらは距離こそ短いものの、容赦ない急勾配のアップダウンが待ち構えており、最後まで気を抜けません。

表と裏、両方の円形コースを制覇すると見事な「八の字」の軌跡が完成します。これで満願成就とのこと。八の字だとなぜ満願成就なのか理由を住職に尋ねたところ「分からない」と回答をいただきました。

下山後は伊勢神宮の内宮へ立ち寄り、神様へ今年の安全登山を祈願。

そして本日の裏の(いや、真の?)メインイベント、伊勢市の名店「餃子の美鈴」へ直行!スリルと絶景のスパイスが効いた絶品餃子を堪能しました。

【感想】
・普段のクライミング練習の応用で楽しかった。
・足がすくんでしまった場面があり、まだまだ岩場や高度に慣れる必要があると実感した。
・表行者・裏行者の両方を巡拝し、満願成就できてよかった。
・下りで足元が見えない時は、的確なアドバイスに助けられた。
・牡蠣が苦手で伊勢山上に参加できなかったので、今回の企画・運転してくれたリーダーに感謝。
・伊勢神宮で今年の安全登山を祈願することができてよかった。
・岩・神宮参拝・餃子の「三拍子そろったフルコース」で、1回で3度おいしい豪勢な山行。
・行場後の餃子は絶品だった。
・伊勢山上は何度でも訪れたいと思える場所だった。