【山行情報】1/4 竜ヶ岳(りゅうがたけ)
- 距離:7.9km
- 最高点:1,485m
- 累積上昇:658m
- 所用時間:5時間12分(休憩1時間24分含む)
- 参加人数:5名


◆山行日記
1/4(火)、当日の集合はなんと午前1時!
ぼくは前日は夕方18時に寝てみたのですが、20時頃に起きてしまい、結局そこから眠れず、23時を過ぎてうつらうつらしたと思ったら0時起床…と言う感じでした。集合後、周りに聞いたらみなさん似たような感じで、1~4時間しか寝られなかったみたいです。
道の駅藤川宿で全員集合して、本栖湖に向けて出発!途中1回サービスエリアで休憩し、ちょうど5時に本栖湖キャンプ場に到着。
道中の車から見えた道路沿いの気温計は-4℃で、見ただけで震えましたが、降りると意外と大丈夫。寒いけど。
5時20分に駐車場から出発!まだ真っ暗です。

周りが見えないので、ヘッドライトに照らされる足元だけを見ながら、前の人に付いて黙々と登ります。
ときおり冷たい風は吹くものの、歩き出すとどんどん暖かくなってきました。割とすぐに体温調節タイムをとって、皆さん1枚脱いだりしていました。
他の登山者もぼちぼち登っていて、ひっきりなしに抜きつ抜かれつします。だいたい1~3人程度の小グループ。さすが人気の場所だな~と思いました。
6時を過ぎると夜が明けて来ました。

すごい良い天気!山頂付近にうっすら雲がまとわりついている以外、ほとんど雲は見えません。それに空気が澄んでいるのか、富士山がやたらと近くに見えます。
山頂まで半分ちょっとのところで、「東屋(あずまや)」と呼ばれている開けた場所があります。6時44分に到着。
富士山に向かってダブルピースを見せつけるYさん。ただならぬオーラをまとった後ろ姿がカッコいいです。

“東屋”から竜ヶ岳山頂方面を見ると、もう山頂は目の前のように見えます。

えっ!もう着くじゃないですか!なんて言っちゃったんですけど、実際はここからが意外と長かった…。


低い笹の道が、ずーーーーーっとぐねぐねと続いています。先があまり見えないので、ひたすら「次曲がったら山頂かな?」→「まだ見えんじゃん」と言うガッカリの繰り返しです。
7時30分、やっと竜ヶ岳山頂に到着!

Kリーダーは「もしかしたら山頂は混雑してるかも」と心配していましたが、懸念していたよりは少なかったです。
ダイヤモンド富士は7時45分の予想なので、各々椅子に座ったり、良い撮影ポイントを探したりなどして待機。

富士山の向こうではもうとっくに日は昇っていて、今にも富士山のてっぺんから見えそうに思えるのですが…意外と出て来ない!寒くて鼻水を我慢しながら、ダイヤモンド富士を待ちます。
ダイヤモンド富士きたーーーーー!



すごぉぉぉぉぉぉぉぉい!!!
見事なダイヤモンド富士です。山頂の向こう側に出ている雲(もや?)もむしろ良い仕事をしています。
日が出始めると綺麗な時間はほんの僅かで、あっという間に「普通の太陽と、逆光の富士山」になってしまいます。ベストな時間は1分かそこらくらい?
ダイヤモンド富士が終わると一斉にみんなドヤドヤと下山を始めるので、空いたスペースに滑り込んでお料理タイムです。

今回の食事担当Kさんが用意してくれた食材を、手分けして調理します。と言ってもKさんの用意が周到だったので、片っ端から火にかけていくだけでした。
今日の食事は「みぞれ鍋(ごま油で焼いた餅入りver.)」です!

これうまぁぁぁぁぁい(*´Д`)
お餅を焼いたゴマ油の香ばしさ、柚子の風味、大根おろしのさっぱり感が、白だしベースの上品な味わいを引き立てています。それでいて野菜や豚肉、餅の邪魔をしないバランス。何を言ってるのか分からなくなって来たけど要するにめっちゃうまい。
コーヒータイムまであったので、時刻はあっという間に9時近く。すっごくのんびりしました。
また微妙にだらだらと長い道を戻ります。

当初の計画だと別のルートで下山予定だったのですが、そっちだともう富士山が見えなくなっちゃうそう。こんなに綺麗に見えるのにもったいないってことで、登りと同じ道で下山しました。
登りはカチンコチンに凍っていた地面が、下山時はもう溶けかかっていて、ところどころグチャグチャになっているところがありましたが、誰も滑ってドロドロになったりせずに下山して来れました。
10時30分ごろ、本栖湖キャンプ場の駐車場に到着~。

ダイヤモンド富士は最高のコンディションで見られたし、みぞれ鍋はおいしかったしで、幸先の良い2022年最初の山行になりました!