【山行情報】
山域:両白山地
山名:大日ヶ岳(1,709m)
参加者:13名
天気:晴
【行程】
本郷630─840ひるがの登山口855─1050一ぷく平1100─1150標高1550m付近1210─1245一ぷく平1255─1435ひるがの登山口─1725本郷

秋の一日、ぶなの巨木が続く道を登って行きます。



途中、可愛らしい栗が沢山落ちていたり、ナナカマドの実が真っ赤だったりして、なんだか秋を感じます。マムシグサは相変わらず毒々しい色だけどね。

一ぷく平で休憩していると、どこからともなく声が聞こえてきました。「君たち、何しているんだい?黙々と歩いていないで、もっと僕たちを見ておくれよ。」

このぶなの縦の割れ目は「凍裂(とうれつ)」と云って、寒さによって樹木内部の水分が凍結し膨張して裂けてしまったものなんだ。下の方は雪のお布団で守られているから割れていないんだけど、すこしは冬の厳しさを感じてもらえたかな?




湿り気の多い所に生える、ぶなの林床植物たちも紹介するよ。なんとも云えない色のツルリンドウの実、瑠璃色のサワフタギ、ツルアリドオシの絨毯、ガラス玉のようなユキザサの実。色合いの豊かさを感じてくれたかい?

今年、この尾根では実をつけているぶなが少なくて、困っている子もいるかもしれないんだ。それとも、テカテカ茶色の栃の実の方を食べているのかな?

木から降りてきたばかりの終齢幼虫(シャチホコの仲間)だよ。これから、土や落ち葉に潜って、サナギになって冬を越すんだ。でも、登山道のど真ん中だけはやめた方がいいよ~。

オオカメノキも見てほしいな。あれ?よーく見るとバルタン星人の形をした冬芽も育っているぞ。このまま大きくなって地球を侵略されたら、どうしよう?




そのような山の声のお陰で、少しは森の息遣いを感じられるようになりました。

ふと見上げると、ぶなのこずえは既に紅葉が始まっていました。どんなになるのだろう、次もまた来たいものです。

山の声さん、ありがとう!
感謝のしるしに、最後は紅葉仮面からご挨拶だよ。
【感想】今日は必ずしも山頂を目指さない「かめさん山行」で、ゆっくり自然を楽しむことができました。一緒に行ってくれた仲間に感謝です。