2023/5/13(土)賤ヶ岳『古戦場の歴史探訪と余呉湖・琵琶湖の展望を楽しむ』

【山行情報】
山域:北近江
山名:賤ヶ岳(421m)
参加人数:7名
天気:曇り

【行程】
余呉湖観光館~賤ヶ岳~太平良山~余呉湖観光館

【状況】
440年前の1583年にあった「賤ヶ岳の戦い」の地に行ってきました。
「賤ヶ岳の戦い」とは本能寺の変、清須会議の翌年に起きた羽柴秀吉と柴田勝家が織田信長の後継者を争った戦いです。有名な七本槍の武将もここで誕生しました。
本郷駅は既に小雨模様で少し不安を抱えながら予定通り6:30に出発。途中、晴れ間に安堵しながら神田PAで休憩し、余呉湖観光館に到着。予定より15分早く登山を開始。

余呉湖観光館を出発


途中の大岩山は秀吉軍の中川清秀が築いた砦があった場所で、ここで柴田軍の佐久間盛政の奇襲を受け全滅し、中川清秀のお墓が建立されていました。

大岩山砦跡


午後からの雨を心配していたためか、賤ヶ岳山頂には予定より1時間以上早く到着。山頂は北に余呉湖、南に琵琶湖を望む素晴らしい景観が広がっていました。昼食の場所を探していると、ボランティアの方が待ち構えており、10分程合戦図を見ながら歴史の勉強をしました。
有料とは知らずに・・・ ただ、実際にその地を目の前にしながらの説明は大変勉強になり、とても有意義でした。昼食が終わる頃には、リフトから上がってきた多くの観光客で山頂はとても賑わっていました。

余呉湖全景
賤ヶ岳からの琵琶湖
ボランティアの説明を受けた


下山は公法寺山、太平良山を踏破し、雨に降られることなく、無事予定時刻に余呉湖観光館に到着しました。余呉湖一周10.6kmの歴史に残る戦国時代の合戦の地を巡る「賤ヶ岳」の山行は、山頂の景観も素晴らしく、とても記憶に残るものとなりました。

【感想】
・初めての賤ヶ岳であったが、余呉湖、琵琶湖の景観が良く、楽しいコースであった。
・天気が心配で、中止や時間短縮のコース変更も考えていいたが、リーダーの判断が良く、余呉湖を予定通り周回できて良かった。
・歩きやすいコースで、山頂からの景色も最高であった。
・歩き方の勉強をしながらで楽しかった。
・歴史上の合戦の場所を登山したのは初めての経験だった。