【山行情報】(自主山行)
山域:能登半島
山名:猿山332m
参加人数:お花好き4人組
天気:両日とも晴れ
【行程】
4/1(土)瀬戸→加賀市 深田久弥山の文化館→おとと村(ランチ)→民宿はまなす
4/2(日)民宿はまなす→深見登山口→猿山岬灯台(ランチ)→婆婆捨P分岐→猿山→深見登山口→氷見きときと寿し(夕食)→瀬戸
【状況】
お花好き4人組の自主山行の行先は、長靴を逆さにしたような能登半島のかかとの位置にありユキワリソウで人気の山「猿山」です。
4/1(土)は折角一泊するのだからと早く出掛けて加賀市大聖寺にある「深田久弥の山の文化館」に行きました。
深田久弥にも百名山にもあまり興味はないと言っていた面々がボランティアの方の説明を聞き、展示物(特に昔の登山用具)や書籍を見て「深田久弥を見直した。書籍を読んでみたくなった」との感想でした何と2時間15分もじっくりと見学しました。



4/2(日)7:30に民宿はまなすを出発して深見登山口Pに到着しました。すでに駐車場は満車状態。地元の人が走ってきて駐車スペースに誘導してくださいました。感謝です。協力金の300円を支払って登山開始です。



すぐに急登、でもすぐにタチツボスミレ・ハマハタザオ・キジムシロ・イカリソウと次々にお花が出てきます。息が弾みますが皆写真もいっぱい撮っています。



50分位登ったところからオオミスミソウが現れ、それからは登山道脇にも土手一面にも白色・薄いピンク色・濃いピンク色・紫色と色とりどりのオオミスミソウが咲き誇っています。まさしく群生地です。






分岐から猿山岬灯台経由で山頂に向かうことにした。こちらもオオミスミソウはもちろんキクザキイチゲ・イカリソウや他の花がお花畑のように一面に咲いていました。灯台で早めのランチを取り、婆婆捨P分岐へ向かいました。



婆婆捨P分岐から猿山に向かいました。ここは階段の急登ですが角度がありオオミスミソウの写真を撮るには良い場所でした。


猿山で登頂記念の撮影をして、シュンランを探しながらの下山です。注意しながら歩いていたののですが見つけられずにいると、後ろの登山客から「シュンラン!」の声。少し戻ってお礼を言って無事写真を撮ることができました。大満足で深見登山口に帰って来ました。
帰りは氷見経由で。氷見で美味しいお寿司を頂いて帰路に着きました。


【一口メモ】
◎猿山ではユキワリソウの開花時期に合わせ「雪割草まつり」が行われます。今年は3/25-26だったそうです。
◎日本に分布する雪割草にはミスミソウ(三角草)、スハマソウ(洲浜曽草)、ケスハマソウ(毛洲浜曽草)、そしてオオミスミソウ(大三角草)があり、すべてキンポウゲ科ミスミソウ属の植物です。
◎オオミスミソウ は主に本州中部の日本海側に分布し、落葉広葉樹林に生える。
【感想】
・撮影した花は何と28種類もありました。
・猿山岬は花の山でハイキング的と思っていたが、長い階段ありアップダウンありで思っていたよりハードだった。常に海を見ながら歩けたので快適だった。
・オオミスミソウの山と聞いていたが、イカリソウやキクザキイチゲもずーと続いて何という山だと思った。花いっぱいの凄い山だった。
・地元の人は皆笑顔で気さくにに話してくれてほっこりした。
・ゴミ一つなく綺麗に整備された山だった。
・民宿はまなすの食事は美味しく、特にごはんが美味しく夕食も朝食も皆お代わりをして頂いた。
・4人とも綺麗だった・可愛かった・美味しかった・楽しかった・ヒャッホーと大満足の山行だった。