2023/2/17-18 神島(灯明山)・菅島(大山)『離島の山めぐり』

【山行情報】
山域:鳥羽・離島
山名:神島(灯明山:177m)・菅島(大山236m)
参加者:7名
天気:両日とも晴れ

【行程】
2/17(金):神島(時計台跡~洗濯場~八代神社~神島灯台~灯明山~監的哨跡~カルスト地形~ニワの浜)
2/18(土):菅島(しろんご浜~白髭神社~菅島灯台~監的哨跡~大山)


本郷を出発し、順調に佐田浜港駐車場に到着。割安周遊券を購入。船に乗り神島港へ向かいました。神島は潮騒の純愛小説の舞台で恋人の聖地に認定されたゆかりの地を歩きます。


道幅150cmほどの漁師町進むと時計台跡。214段の石段を登り八代神社。ここは海の神様が祭られていて日活の映画『潮騒』のロケ地の一つです。登りながら吉永小百合派か山口百恵派かと聞くと吉永小百合のほうが多かった(参加者の年齢層が分かりますね)。12時頃神島灯台に到着。日本の灯台50選に選ばれ灯台守が住んでいた家もあり。海の難所である伊良湖水道を見守ってきた場所ここで昼食です。


食事を終え灯明山へ。頂上は木々に囲まれ景色の見れない場所でした。山を下り監的哨跡へ。ここは戦時中旧陸軍が伊良湖から試射弾訓練の着弾点を確認するため建物。カルスト地形の近くの学校の側で島の方に会い、子ども数を聞くと小学生が9人中学生が数名とのこと。子供が減ってきているのを実感しました。


乗船までには1時間あり多数の釣り人のいる所へ行くとイワシが入れ食い状態でそのイワシを餌に30~70cmぐらいのヒラメが釣れていた。釣り人からイワシとアジを頂き、海の幸に胸膨らませ菅島へ。


民宿旅館「くろしお」の車に乗り5分で到着。ゆっくりお風呂に入った後はお楽しみの夕食!伊勢海老の刺身、黒鯛・メジナ・スズキの刺身、伊勢海老の焼き物、メジナの煮魚等々を堪能しました。釣り人から頂いたアジはフライにして貰い頂きました。


18日の朝食は伊勢海老のお味噌汁や生わかめのきんぴら等でご飯をおかわりして食べました。
「くろしお」を出発して大山へ向かいました。しろんこ浜の砂を踏みながら白髭神社(菅島の海の守り神)へ。菅島灯台から監的哨跡へ。
大山の登山口に出ると紅ツゲが海や空の青に映えとてもきれい。山頂に着いた時はすでに12時を過ぎ、急いで近道で下山しました。


「くろしお」まで戻り昼食。生わかめ・アカモクのしゃぶしゃぶやメジナの焼き魚、昨日釣り人から頂いたイワシはおかみさんが「ささがき」という郷土料理(イワシを酢漬けにしてその酢で大根と人参を漬けたもの)にしてくださいました。やさしい味付けでとても美味しかったです。お腹も満たされ生わかめのプレゼントを貰い、佐田浜港へ。本郷へは計画時間に到着しました。


【感想】
・雨で中止したリベンジ山行、天気に恵まれ大成功でした。
・散策でなく、山歩きでした。
・海の幸を期待して参加、朝・昼・夕食とも期待以上だった。
・伊勢海老や魚の刺身はもちろん、ワカメ、アカモクのしゃぶしゃぶもとても美味しかった。
・釣りも山も楽しめそう。