2022/10/30 鳶(とび)ノ巣山『晩秋の里山歩き』

【山行情報】
山域:弓張山脈
山名:鳶の巣山(669.5m)
参加者:4名
目的:ピークハント
天気:晴れ

【行程】
登山口駐車場 8:30⇒愛知静岡県境 8:45⇒鳶ノ巣山 9:50/10:15 ⇒愛知静岡県境でランチ11:25/11:50 ⇒登山口駐車場 12:00

【ルート概念図】

【状況】    
 林道上松線分岐に駐車場して、鳶ノ巣山の登山口を8:30に出発しました。すぐに木の蔓に天然のアケビが 4 個実っているではありませんか。
Nさんは「サッカリン(石油から精製された人工甘味料)」の味だと言っていました。  
  分岐までは東海自然歩道を歩くのですが、旧秋葉街道で、かっては東海道御由の宿から鳳来寺経由で秋葉山へ通じ、多くの参拝者で賑わったようです。
 秋葉神社は火の神、鍛冶屋の神でとても有名だそうです。愛知静岡県境にわずかに石標を残すのみですが、右、鳳来寺 左、半僧坊の石標が苔むして建っていました。    

愛知静岡県境で旧秋葉街道の石標
ヤマップで登りルートを確認、鈴なりのピンク色テープ

ピンク色テープが帰りのルートで問題が発生します。

鳶の巣山ですが、展望はありませんでした

 鳶の巣山頂で栗のスィーツでコーヒー休憩、レスキューシートと山装備の話で盛り上がりました。

 問題は鳶ノ巣山からの帰りの周回コースですが、ヤマップには登山道があり、実際に沢山の ピンク色テープはあるのですが、「地籍調査」の表示があり何か変でした。
ヤマレコには帰りのルートはありませんでした。
里山はアプリを2つ以上で、比較確認した方が良いと思います。

  激下りとミツマタの群生地(1万円札の原料で、頭の中では1万円札がいっぱい)の藪漕ぎをして、 やっと東海自然歩道との分岐にたどり着きました。里山で道迷いになるところでした。

ミツマタの群生地
腰をかがめてミツマタの藪漕ぎ

 ランチは愛知静岡県境のベンチに腰掛け、テーブルでゆっくりとおいしくいただきました。
帰りに「道の駅もっくる新城」で大きくておいしい次郎柿を購入しました。    

鳶(とび)の名称は建設現場で高所作業を専門に行う「とび職」と同じで、今回しっかりと字を覚えました。

【感想】
①ヤマップのルートは信用できない 
 初めての山でテープを信用しすぎた
②ミツマタの群生地は始めて見た
③時間が余りすぎて、心配していました
④こんなに小さいアケビを初めて見た