2022/7/23-24明神岳主稜から前穂岳縦走『昔むかしは登山道があったとさ。』

/

【山行情報】
山域:北アルプス 穂高
山名:明神岳 2931m、前穂高岳 3190m
参加者:4名

【状況】

7/23:天気雨→晴れ 平湯に着いた時はレインが欲しくなる雨。安房トンネルと釜トンネルを越えていくと青空が。レインを脱ごう。小梨平でテント設営後は徳澤までリゾート散歩。明日の残業必須の山行に備えて自分にご褒美を。上高地を満喫

7/24 3:00小梨平を出発 ヘッテンの灯の中を歩いていく。ちょっと曇って幻想的な景色になっている。ほどなく、岳沢7番に到着。ここから一気に標高1000mを登るため気合を入れ装備を整える。いざ、明神岳へ木の根をつかんで急登を上がっていく。振り返ると雲海が。次第に帝国ホテルの赤い屋根が見えてくる。これからはお天気よさそう。急登を岩場を進み5峰へ。そこには安心のピッケルが。6年前と変わらず静かに”気を付けて”と見送ってくれる。これからは踏みあとの薄い岩場が続く。ルートファイ能力とチームワークで進んでいく。このルートは行けるのか先はどうなっているのか。8つの眼で見極めながら進んでいく。途中、富士山が見えると安全登山祈願と手を合わせ。可愛いお花たちに”頑張るんだよ”って励まされ残置シュリンゲ発見。2峰懸垂下降地点到着。先陣パーティーが明神主峰で立っている。かっこいいなあ。私たちも仲間になれるかしらと青空を見ながら2回懸垂下降をしてコルへ到着。少し登って主峰に到着。明神岳あなたはイケメンです。でも、まだまだ、気は抜けない。今度は前穂高を目指す。岩場なので踏みあとを慎重に見つけていく。前回の反省を生かして岩場ではなく稜線を目指していく。A沢?天狗沢?などと他のルートをみつつ壮大な景色の中を行き先を確認しながら進んでいく前穂の手前にある道標が見えてきた。前穂は近い。2座目前穂岳山頂に到着。槍までのきれいな稜線とカールが見えて何時までも見ていたい景色。下山は一般道と言っても手ごわい重太郎新道。岳沢についたら一安心。途中の風穴で火照った体をひやしつつ無事上高地へ到着

リゾート気分な一日