【山行情報】
丹沢山地 丹沢山 1567.1m
塔ノ岳 1490.9m
蛭ヶ岳 1672.7m(丹沢最高峰)
歩行距離 18.7km
所要時間 17時間(2日間・休憩含む)
累積標高 約2110m
参加人数 6名
【行程】
1日目 戸沢登山口→(天神尾根)→塔ノ岳→丹沢山
※みやま山荘泊
2日目 丹沢山→蛭ヶ岳→丹沢山→塔ノ岳→(表尾根
政次郎尾根)→戸沢登山口
【状況】
1日目:快晴 微風
本郷を4時出発 9時 登山開始
天神尾根は木の根が多い急登
大倉尾根に合流後の道は木道・木階段とよく整備された道
が続く
塔ノ岳を過ぎると木道が整備されていない箇所は雪解け後
の泥道となり注意し進む
2日目:晴れ 場所により強風~弱風
朝4時 みやま山荘付近は強風・ガスあり
氷点下・強風の中での出発となり状況によっては撤退もあ
りと全員周知の上、スタート
風が思いのほか弱まり蛭ヶ岳に無理なく登頂
塔ノ岳から表尾根~新大日経由~政次郎尾根にて下山
【1日目】
さあ!元気に6名で百名山 丹沢山を目指して戸沢からスタート
です!
今回はメジャーな大倉尾根からではなく天神尾根ルートで塔ノ岳
を目指します
木の根の多い急登尾根をグングン登ります

天神尾根では幸運にも伝説の歩荷さん「丹沢のチャンピョン」に
お会いすることができました
明日は30㎏のお米を運ぶそうで。…過ごすぎます( ゚Д゚)
歩荷さんお陰ので山小屋で美味しいご飯が食べれます
改めて「ありがとうございます」

天神尾根から大倉尾根に合流
関東圏のお山らしく登山者の多さに驚くメンバー
しかし、その驚きはすぐに「こんにちは富士山」に心奪われました
やっぱり富士は青空が似合います

さすが!天神尾根!あっという間に塔ノ岳山頂につきました
綺麗な木階段は、ありたがいのか…キツイのか…(笑)
それでも疲れを吹き飛ばす「塔ノ岳からの富士山」
山頂からの展望は丹沢山塊の奥深さを感じます
そして同時に関東圏で人気のお山であることを感じる賑やかさ

…ランドネ風に撮れてますか?( ´∀`)
塔ノ岳を過ぎ本日の宿がある丹沢山を目指します
塔ノ岳~丹沢山のルートは大倉尾根と風景も道も一変し雪どけで
泥濘と笹薮の開けた道、そして繰り返されるアップダウン…
ワクワクと我慢の時間
そして、今しばらく富士山ともお別れです

「やった~!」今夜のお宿《みやま山荘》です
数日前に降った雪が残り寒々した感じですがお宿の中は温かく
ホッとした時間が過ごせました

「丹沢山山頂からの富士山」
どこから見てもお美しい…

山小屋でのんびりしていたら夕日に間に合わず…
慌てて宿を飛びだして撮った一枚
「夕焼け富士山」に今日1日の疲れが癒されました

お待ちかね《みやま山荘》名物の焼肉!
美味しい!
【2日目】
朝4時過ぎ 蛭ヶ岳に向けてスタート

闇、強風、凍った登山道…これから尾根を歩くので低体温症
のリスクも高くなるので風が収まらなければ撤退も辞さない
全員 集中力を持ちながらのスタートとなりました
しかしお天気は味方してくれました
風は収まり稜線も危険なく夜間歩行を遂行することができました
そして蛭ケ岳へ!


日の出の時間前に登頂
ほどなく日が昇ります
真っ赤な朝日 最高のご来光!
そして振り向けば赤く染まる「モロゲンロード富士山」

「寒い~!でも綺麗!」「ここまで来れてよかった!」
山頂でコーヒー飲んでお菓子を食べてエネルギーチャージ!
他の登山者が皆いなくなり最後まで山頂に残っていた私たちです
名残惜しいですが荷物をデポしている《みやま山荘》に戻りましょ

来る道は暗く風景が見えませんでしたが、日が昇ればこんな美しい稜線を歩いていたんだね…と気づく

今日も「美人・富士山」

この稜線 大好きです!
丹沢山塊の大きさ、深さを感じることができます

塔ノ岳から表尾根↑~新大日経由~政次郎尾根↓で下山します

駐車場(戸沢登山口)まだかな…
朝4時過ぎから歩きだし14時前に無事 登山口に戻りました
丹沢山塊
多くのピークと個性あふれる山小屋の数々
塔ノ岳を目指すルートはよく整備された木道(自然保護の為
でもあります)
塔ノ岳~丹沢山向かうルートは明らかに変わるフェイズ
丹沢山~蛭ヶ岳のルートは常に富士山がみえる美しい稜線
かと思えば表尾根は輝く海に江ノ島も見える
沢山の人がここを目指す理由が分かります
本当に素晴らし2日間の山行となりました

