2021/8/29猿投山 廣澤川の遡行『暑い夏こそ 沢登り』

【山行情報】
山域:豊田市西部丘陵
山名:猿投山629m
歩行距離:6.6km
歩行時間:6時間
参加人数:5名
必要な持ち物:フェルトを張った沢靴、沢スパッツ、カラビナ、ヘルメット、ハーネス、シュリンゲ、プルージック、ザック中身の完全防水、登山靴と靴下、タオル(脱渓点で足を拭くためですよ)

【行程】
廣澤天神駐車場8:00⇒廣澤大滝⇒乙女滝⇒白菊滝⇒千鳥滝⇒血洗の滝⇒ランチ11:50/12:30⇒武田道⇒ 廣澤天神駐車場 14:30

【状況】
1.感染症防止対策を行って、沢登りをしました。
暑いくらいの天気に恵まれましたが、沢の中は快適で涼しかったです。下山はウォータータイツが乾くくらい暑かったです。

2.沢の水量が多く(最近降水がないにも関わらず)、廣澤大滝はパス、2回ザイルを出して、安全確保。
リーダーの50mザイルは水を含んで抵抗が増え、さばく時にからみ、1.5倍くらいの重量になり、重さが半端ではなかったです。

3.沢登りの岩で滑るとキモが冷えるし、基本的なクライミングの知識と技術が要る、バリエーション登山です。
沢登りする人はいませんでしたが、猿投山は本当に奥が深いです。

広沢(廣澤)天神の由来
廣澤天神駐車場

当日、廣澤天神の駐車場は次から次へと、荷台に草刈り機と燃料を積んだ軽トラが来て満車、道路にも軽トラが3台ありました。
11時まで草刈り作業予定だそうです。
1台は駐車場の端にこそっと停め、3台は豊田市道の道路脇に駐車しました。
3台は偶然にもオレンジ色でした。

廣澤大滝は圧倒的に水量が多くドン引きです、写真では分かり難いかもしれません。
廣澤大滝のすこし上を入渓点

川の岸側面にはクモの巣があり、細い5cm位のクモがいて、クモの巣が動いていて、エサの昆虫をおびき寄せているかもしれません。
リーダーは魚影を見たと語っていました。

シャワークライミングに突入
川底には国の天然記念物に指定されている、菊花模様の球状花崗岩を初めて観ました、バラの花みたいです。
下でAさんがリーダーの引上げの合図を確認して、リーダーがATCで引上げます。
今回は皆さんの体重が少ないので、引上げに貢献できたかも。

脱渓点でゆっくり休んでランチ、沢靴を外し、ふやけた足(本当ですよ)をタオルで拭き、軽い登山靴に換え、川で沢靴の砂と汚れを取り、下山に移りました。

好日山荘の栄店(9/13 許可をもらいました)、優れたキャチコピー。
暑い夏はやっぱり、かき氷と沢でしょ。

1.今回の沢登りはアブがいましたが被害はなく、スズメバチがいなくて良かったです。
草刈りの人は蜂に刺されたそうです、防虫対策は必要です。

2.意外と水の抵抗が大きく、普段の山歩きとは違う筋肉を使いました。

3.1回目の引き上げはATCを使用、2回目の引き上げは1/2システムを使用しました。

暑い夏よ、さよなら