2021/07/15-18笠ヶ岳~双六岳『感動いっぱいの4日間』

【山行情報】
山域:北アルプス
山名:笠ヶ岳 2,897m・抜戸2,812m・大ノマ岳2,662m・弓折岳2,592m・双六岳2,860m
歩行距離:39.3km
歩行時間:31時間40分(休憩含む)
参加人数:7名
コロナウイルス対策追加各自持参品:マスク、アルコール、インナーシーツ

【行程】
*15日(木)☁☂本郷⇒新穂高⇒わさび平小屋(泊)
*16日(金) ☀⛅わさび平小屋 ⇒笠新道⇒ 杓子平 ⇒ 笠ヶ岳山荘 ⇒ 笠ヶ岳 ⇒ 笠ヶ岳山荘(泊)
*17日(土) ☀笠ヶ岳山荘 ⇒ 笠ヶ岳 (御来光)⇒ 笠ヶ岳山荘 ⇒ 抜戸岳 ⇒ 弓折乗越⇒ 双六小屋 ⇒ 双六岳 ⇒ 双六小屋 (泊)
*18日(日) ☀双六小屋 ⇒ 鏡平小屋 ⇒ シシウドヶ原 ⇒ わさび平小屋 ⇒ 新穂高 ⇒ 本郷

ル-ト概念図

【状況】
1.天気予報は一転二転三転、梅雨末期の不安定な天候。山行中の雨は覚悟しての出発でしたが、雨は1日目のみで好天に恵まれました。
2.急登で名高い笠新道。頑張って登りました。
3.杓子平からはお花畑が広っていました。雪渓もあり春一番の花から初夏の花まで色とりどりの花が咲き誇っていました。
4.累積標高差上り・下り3416mを歩ききることができて感動!
6.各山小屋のコロナウイルス対策はそれぞれ工夫実施されていました(ペーパータオル・使い捨てコップの設置等)。アルコールが随所に設置され、布団・枕には不織布が掛けられインナーシーツは使用不要でした。

活動デ-タ

<15日(木)>
曇り空の中わさび平に向かう。途中から雨が降り出したが小降りでで傘で対応できました。明日の笠新道登山口を確認してわさび平小屋に到着。清水で冷やしたキュウリとトマトが美味しい!。
お風呂、豪華な食事に大満足です。夕方から夜中まで豪雨でしたが、その後は満天の星空!久しぶりの天の川をみることができました。
小屋のコロナ対策:寝る前には各布団の間にアクリルボードが設置されました。


<16日(金)>
感動的な真っ青な空。5:00 わさび平小屋 を出発、急登の笠新道、杓子平までが長かったけれど時々見える槍ヶ岳に励まされ頑張ることができました。
杓子平に到着すると目の前に笠ヶ岳!「ワー!!!」と声が出てしまいました。そして一面のお花畑にワクワクです。雷鳥の親子出現というご褒美もありました。
笠新道分岐からは稜線歩き、槍ヶ岳、穂高連峰が素晴らしい。雪渓はアイゼン無しで歩き笠ヶ岳山荘に14:20に到着。9時間強良く歩きました。
もうひと頑張りして笠ヶ岳登頂。残念ながらガスがかかっていて大展望とはいきませんでした。
夕日は無理かと思っていたが真っ赤な夕日も見ることができました。今日も満天の星空‼。(後日梅雨が明けたことを知る)

<17日(土)>
早朝、笠ヶ岳でご来光、富士山、360度の大パノラマと大満足のスタートです。槍ヶ岳のいつもと違う小槍が突き出た姿に穂高連峰そして一面の花、皆写真を撮るのが忙しい。谷一面に咲き乱れるコバイケイソウは圧巻です。
アップダウンを繰り返し、岩場を通過し、雪渓を横切り、遠くなる笠ヶ岳、近づく槍ヶ岳に励まされながら進むことができました。双六小屋までとても遠かった。小屋にザックを置いて双六岳登頂。そして豪華な夕食を頂いた。


<18日(日)>
とうとう最終日、今日も晴天。なんと幸せなんでしょう。コバイケイソウのお花畑の中を5:45歩き出しました。昨日登ってきた弓折乗越まで戻る。登って来る沢山の登山者とすれちがいました(今日は日曜日)。朝日の中のお花は光り輝きまた格別です。
鏡平山荘でかき氷の旗に誘われ皆満面の笑顔で頬張りました。鏡池に映る逆さ槍も見ることができました。
11:10無事わさび平小屋に到着して、冷たい沢の水で足を冷やしながらトマト、そうめんを頂いて大満足。幸せー💛



笠ヶ岳山行でで会ったお花たち
(ほんの一部、花名には間違いがあるかもしれません)


【感想】
・好天に恵まれ最高の景色を満喫できました。
・体力不足を痛感しながらも楽しむことができた。笠新道の急登を登りきることができて感動。
・槍ヶ岳のいままで見たことのない姿が見ることができた。
・数々の花に出会えて最高。
・感動いっぱい、楽しみいっぱい、しんどさいっぱいの4日間でした。