【山域】八ヶ岳
【山名】赤岳(2899m)
【行程・天気】
*2/8(土)晴れ:定光寺3:00→赤岳山荘7:00→行者小屋12:00→赤岳15:00→行者小屋16:30
*2/9(日)晴れ・強風:行者小屋10:30→赤岳山荘12:20→定光寺19:30
【参加人数】6名
【状況】
赤岳登頂予定の2日目の天気状況が悪く、山行出発前日に1日目登頂に変更して早朝集合となり定光寺を3:00に出発した。今年は暖冬で美濃戸口まで雪を見ることなく行き、ここで車に4輪チェーンを装着し赤岳山荘まで車で入りました。
5人・3人テント物品を分担し20㎏以上の雪山装備のザックを背負い出発。

行者小屋まで3時間半かけて運び上げました。


テント設営と昼食をとり赤岳登頂を目指して出発。



ペースが上がらなく2,400mと2,500m地点で2名が登頂を断念してテント設営場所に下山し、元気な3名が赤岳登頂に向かう。

地蔵尾根稜線からは風が10m前後・気温-15℃、ピッケルで体を支えながら、完全防寒装備で15時無事に赤岳山頂に登頂。

・・・いつの間にか雲が取れて八ヶ岳ブルーの快晴でも風は強い!
山頂からは文三郎尾根を下山するが、風を体正面に受けての歩行で体力消耗が著しい下山であった。

テント場はいつの間にかに50張り位に増えて賑やか。

共同食の夕食は味噌煮込みうどんをお腹いっぱいに食べて、20時に就寝、翌朝7:00起床。天気は晴れ予報通り風は強い、赤岳、阿弥陀岳の稜線は強風で雪煙が立ち昇っている。昨日の赤岳アタックは正解であった。


朝食も共同食でおいしいサンドイッチ、コーヒーをのんびりと味わいテント撤収作業を終えて10:30出発し南沢ルートを経て赤岳山荘12:20到着した。
【感想】
・厳冬期のテント泊登山の厳しさを実感した山行であった。
・厳冬期の山行は低体温症についての十分な知識が必要であることを痛感する山行であった。