憧れのジャンダルム、素晴らしい景色を皆さんにお伝えしたくメンバーに代わり投稿します。M.Y
【山行情報】
山域:北アルプス
山名:西穂高岳2,909m ジャンダルム3,163m 奥穂高岳3,190m
天候:1日目晴れ、2日目快晴、3日目晴れ
参加者:6名
【 行程 】
1日目 本郷8:00→平湯温泉11:30→新穂高ロープウェイ12:30→西穂山荘(泊)14:30
2日目 西穂山荘4:30→西穂独標6:40→西穂高岳8:20→間ノ岳10:30→天狗岩11:40→ジャンダルム15:00→奥穂高岳17:30→穂高岳山荘18:30
3日目 穂高岳山荘6:30→涸沢小屋8:30→横尾山荘11:30→上高地15:00→本郷20:30
【状況】
初日はいつもの山行より遅い本郷駅8時スタート、天気予報は3日間とも晴れ。なんと「天気と暮らし」はすべて「A」
あとは自分たちの気力と体力勝負だけ・・・緊張感ある出発となりました。
平湯で駐車して、新穂高ロープウェイ駅まで高山タクシー利用し、ロープウェイ乗車後西穂高岳山荘に到着しました。

2日目は山荘を4:30にスタートし、独標手前でチェストハーネスとヘルメットを装着する。
西穂高岳までには大小13のピークを超えて山頂につきますが、西穂から先の岩稜帯をイメージしながらゆきました。


西穂高岳からの先のルートはエキスパートのみが登れる特殊ルートの為緊張して一歩を踏み出しました。
この先は北アルプス屈指の岩稜ルートに突入です!

先ずは中間地点の天狗のコルを目指す。そこまでに間ノ岳2,907mに登るが、4つほどのピークを乗り越えていきます。
尾根の両側は断崖絶壁で切り立ったナイフリッジとなっており危険地帯で気が抜けない場所が連続して並んでいます。




天狗の頭に登り下がった所が、「天狗のコル」12時過ぎに到着し昼食休憩をしました。
畳岩と呼ばれる大きな1枚岩の岩稜ピークを登り頂上に立つと、目の前には「ジャンダルム」、振り返ると今まで登ってきた峰々が一望できました。

ジャンダルム3,163mには南側からのルートがあり登頂しました。 頂上部分は思っていたより広く、360度の眺望と登頂成功の感動に浸りました。




ジャンダルムから先、奥穂高岳までには2か所の超難関が待ち受けています。最難関の「ロバの耳」「馬の背」。今回は下りになり難易度が増します。
ロープを張り安全確保して下りました。「馬の背」はナイフリッジの危険な尾根、下りでなくて良かったですが、緊張して通過しました。



3日目は奥穂高山荘を6:30に出発、 のんびり安全登山に徹して、 横尾山荘を経由して上高地に向け下山しました。

残暑が厳しく、途中でアイスクリームを食べながら、のんびり上高地に向かう!

【感想】
2日目は10時間以上にわたり緊張の連続で岩稜帯を通過し、心身の限界に挑戦するようでありました。
全員で『ジャンダルを安全に通過する 』の目的を達成できたことに感謝です。