2019/06/24-07/06 ヨーロッパアルプス・トレッキング旅行 2/4

ヨーロッパアルプス・トレッキング旅行 2/4
ツェルマット  6/28~6/30

6/28 朝一番、シャモニーから電車でツェルマットに移動。
ツェルマット11:50着。アパートメントはマッターホルンがよく見えるところを選んだので、駅から少し離れている。またCOOPに寄りながら15分ほど歩いた。
荷物(スーツケース)を置いたら、さっそくスネガへ。ここは観光客が行き易いところ。マッターホルンがバッチリ見える。誰かが数えたら槍ヶ岳が14もあると言っていた。この日は移動日なので、軽いハイキング程度、1時間40分(難易度1)。

6/28 周りに槍ヶ岳

夕方から夜までアパートメントのバルコニーからマッターホルン(4478m)を眺める。部屋はシャモニーの方が良かったが、幸いなことに、バルコニーから眺めるマッターホルンが最高だった。つまり、どこから見るマッターホルンより美しかった。山は男性的だが尾根が描く曲線がなんとも形容しがたく美しい。

6/28 夕陽に映えるマッターホルン(バルコニーから)

6/29 ツェルマット朝の散歩。夜明けの陽を浴びて、写真を撮るとマッターホルンがゴールドに映る。

6/29 朝陽に包まれたマッターホルン(バルコニーから)

今日は登山電車でゴルナーグラートへ。30分くらい。ここからの景色が超すばらしい。360度、モンテ・ローザ(朝の薔薇, 4634m)、リスカム(4392m)、ブライトホルン(4164m)、マッターホルン(4478m)、グレンツ氷河。

6/29 ゴルナーグラートからのダイナミックな景観

トレッキングはここからスタートした。逆さマッターホルンのリッフェル湖でゆっくり時間を使って、リッフェルベルグまで3時間(難易度2)。夕方はまたもバルコニーからゆったりと景色を楽しむ。

6/30 スネガ、ゴルナーグラートとマッターホルンに少しづつ近づてて来たが、今日はいよいよマッターホルンを真近に見ることになる。マッターホルンの登山口のシュヴァルツゼー(黒い湖)やクライネ・マッターホルン(小さなマッターホルン)に行くロープウェイの乗場までバスに乗る。
1000mほども上がるロープウェイを降りると、シュヴァルツゼー(2500mほど)からヘルンリ・ヒュッテ(3279m)を目指してトレッキングがスタート(難易度3.5)。マッターホルンに登るアルピニストはヘルンリ・ヒュッテに泊まって、次の日の朝3:00頃小屋を出て、ピークを極めたら下まで一気に下りてしまう。ヒュッテに近づくと雪が残っていたが、用意した軽アイゼンは必要なかった。ここには観光客はいない。各国からアルピニストたちが集まっていた。
ヒュッテの裏に登山道が続くのでその先に行くと、マリア様の像がある壁にぶち当たった。明らかにここまでと思わせる壁がだった。10mほどその壁をよじ登ってマッターホルン登山の入り口を覗いた。

6/30 ヘルンリ・ヒュッテから下山の景色

(3/4に続く)