山域:鈴鹿山脈
山名:御在所岳(1,212m)
天気:曇り
参加数:19名
行程: 8:00裏道登山口~8:25藤内小屋~9:05ウサギの耳~ヴィアフェラータ~12:20朝陽台ランチ~一ノ谷新道~15:00中道登山口
※ヴィアフェラータ(Via ferrata) イタリア語(鉄の道)
【状況】
Nさんが各リーダーにトランシーバーの操作方法や機能を説明後、ルート工作隊が先発。
続いて、本隊の4組が駐車場を出発。満開の桜の下、藤内小屋でチェストハーネスを着け、
ラビット結びのスリングの先端に2個のカラビナを装着し、各リーダーの確認後、ウサギの耳に向けて出発。


ウサギの耳分岐で手袋を着け、ヴィアフェラータの岩場通過に挑みます。
リーダーの安全指導はカラビナを上のハシゴに1個付け、1段上り、更に上のハシゴにカラビナを付け、安全確保してから、下のカラビナを外す手順とトラバース時はワイヤーにカラビナを付けること、落下したときに、骨折の可能性があるハンガーの穴には指を絶対に入れないこと。
カラビナを使用しないときは、チェストハーネスに付け、手をフリーにすること。
垂直の岩壁には約10x10cmの楕円の鉄ハシゴと幅約50x長さ15cmコ字型の鉄ハシゴが2種類あり、壁のドリル穴に各ハシゴが固定してありました。
横には約φ10cmの少し防錆油の付いた、新品のワイヤーがあり、まさに鉄の道です。


岩場通過中に下から誰かが引っ張ると思ったら、下のカラビナが外していなかったことがありました。ルート工作隊が設置した緑色の1m間隔のダンゴが付いたザイルを利用して、岩場を通過できました。

トランシーバーの通話で、ザイルは④組のリーダーが回収して、休憩ポイントまで運びあげました。
曇りで谷が少ししか見えなかったので、高度感は少なく助かり、緊張感から解放されました。

中道7合目の出合から朝陽台までは、1時間の渋滞にはまり、中道は1番人気でした。

4月の御在所岳のランチは快適で、風は無く、日差しが暑くなく一番いい季候でした。
帰りは一の谷新道、謎のキノコ岩での小休止含めて、1時間45分で一ノ谷山荘に下山。