[山行情報]
山域:立山連峰
山名:室堂・雄山3003m
参加者:6名
[行程]
4/20:6:30本郷~10:45立山駅~12:10室堂~14:30一ノ越~15:40室堂山荘
4/21:6:15室堂山荘~7:30一ノ越~8:50雄山~10:30室堂山荘~13:20立山駅~20:00本郷
[状況]
一日目は朝から快晴で北陸道の車窓からは真っ白な立山連峰が迫ってきました。予定通りに立山駅に到着したが、今シーズンのアルペンルート開通から最初の週末ということで、駐車場は駅から800m離れたところとなる。ケーブルとバスは待ち時間なしで乗車でき真っ白と真っ青な室堂に到着。室堂ターミナルで登山届を提出したが特に装備の指摘はなく登山時のアイゼン装着の指示のみであった。室堂山荘で昼食後、一ノ越まで登山道の確認と写真撮影、雷鳥観察に出掛ける。この日は天気が良すぎて雷鳥との対面はできませんでした。Oさんは雷鳥沢でテント泊のため小屋泊組と別れる。

二日目、テント泊のOさんと小屋前で合流して出発。天気は曇り、気温は2~3℃、風は冷たく風速10mほどで登山道の雪面はよく締まっており歩きやすい状態でした。一ノ越までは夏のコースタイムとあまり変わらないペースで登る。途中、真っ白な雷鳥を3羽観察することができました。一ノ越の稜線に着くと17~20mの強風が吹いており山小屋の脇で20分ほど待機する。雄山までの登山道は、岩・氷・雪のミックス状態の急登でその上飛ばされそうな強風下の過酷な状況ではありましたが、一歩一歩慎重に登り全員無事登頂することができました。山頂からは曇り空の強風でしたが視界はあり、剱岳、大日岳、奥大日岳、室堂平が望めました。下山では多少風も弱まり雪面のゆるみもなかったですが登り同様慎重に下りました。一ノ越まで下りてくると多数のスキーヤー・ボーダーがおりさながらゲレンデに来た感がありました。浄土山斜面の雪も安定して雪崩の心配もなく室堂山荘に戻りました。


4/21 雄山頂上にて