2019/03/05-06 桧塚奥峰・国見岳

山域:台高山脈
山名:国見山 1,419m 桧塚奥峰 1,420m
天気:2019 3/5(火)晴~6(水)曇
参加者:4名
行程:大又登山口(奈良県)~明神平~国見山~明神平(泊)~桧塚奥峰~明神平~登山口

【山の紹介】桧塚奥峰(ひのきづかおくみね)は、日本三重県松阪市飯高町青田にある標高1,420mである。桧塚奥峰は台高山脈を構成する山のひとつ。他の府県との境界上にある山を除けば三重県の最高峰である (出典:Wikipedia)

【山行の様子】

淵3月に入って暖かい日が続き、登山口から見上げる山にも雪は見えなかった。
苔むした森から流れ落ちてくる水が翡翠の淵を作る。

 

渡渉途中二往復ある渡渉は突然上にロープが張ってはあるが、背中の荷物でバランスを崩しそうでヒヤヒヤだ。

霧氷はじめ (1)目の前の木立からはらはらと大粒の氷が降ってきた。朝の光に解けて輝きながら落ちる氷は夕立のように激しく美しい

見上げると向かいの山が白く霧氷に覆われている。山全体に白い桜が咲いたようだ。

霧氷はじめ (2)

樹氷林この霧氷は恐らく今季最後になるだろう。翌朝には消えていた。

場テン
なだらかな明神平のブナの林にテント設営、そして国見山に行って戻ったら、まだ15時前だった。

 

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鹿夕暮れの山にはこちらに気づく様子もなく鹿たちがのんびり草をはむ。
やがて夜はふけ、空は一面強く輝く星でいっぱいになった。

 

判官平
柔長い夜も明け、レタスたっぷりのマフィンサンドを食べ、また歩き出す。

やらかなブナの枯葉に白い枯木が横たわる。

ぶな

桧塚奥峰、岬のような山頂からは重なり合う山々が見えた。

山頂
テントを畳み、再び大きなリュックを背負い下山する。
季節は春へと変わり、顧みる奈良の山林には煙るほどの杉花粉が舞っていた。

苔