2019/02/17 愛鷹山


山 域:富士山南部 愛高山連峰(あしたかやま)の越前岳 1504m
参加者:6名
行 程:本郷7:00~十里木高原P~馬の背見晴台~越前岳  (ピストン)

【状況】
行く前から、頂きを雪化粧した富士山が裾野をどこまでも広げた優美な姿を想像していた。天気予報はひたすら快晴、第2東名を走っている間も雲一つない快晴だった。今日はさぞや綺麗な富士山が見えると誰もが信じていた。ところが山の天気は解らない。特に富士山の天気は、富士山だからこそどうなるか解らない。近づいてみると何故か富士山の山頂の周りだけが雪雲に覆われていた。
10:00十里木(じゅうりぎ)登山口発、馬の背見晴台からの真正面の眺めが一番よいのだが、そこからも越前岳の山頂からも長い裾野が見えるだけ。頂上でランチを食べたら13:00だったので、富士見台への往復は止めにして、下山開始。帰りの馬の背見晴台14:00が最後のチャンスだったが、広い大きなスカートだけ見せて、核心部を見せてくれない。見晴台で待つこと30分、そのうち東からか北からか風が出てきて、青空も見えてきて、雲が少しづつ上に上がって、頂部にとどくころまで見えてきた。あと少しもうちょっと思っていると、こんどは雲がこちらに向かってきた。晴れるどころかパラパラと霰(あられ)が降ってきた。こんな見え方では決して納得できるものではないが、仕方なく下山することにした。高速を走り出したらまた、さっきの天気は何だったのだと言いたくなるほど眩しいばかりの快晴の天気だった。


馬の背見晴台から

【反省】
大寒も過ぎ立春も過ぎて、気温も高く(15℃くらい)、暖かいイメージの静岡の、1500m程度の山に雪が降ったり、残っているとは思いもよらなかったが、意外にも、1200mくらいから上は雪があり、凍っていて、軽アイゼンかチェーンアイゼンが必要なくらいだった。下りが怖いと思ったが、帰りの時間はある程度雪が融けてそれほどでもなかった。でもやはり、そういう装備をしていかなかったのは迂闊だった。