山行ルート: 猿倉~白馬雪渓~白馬岳~杓子岳~白馬鑓ヶ岳~天狗大下り~不帰嶮~唐松岳~八方ゴンドラ
参加者: 8名
6/25(土) 深夜1時、猿倉の駐車場に到着、雨のために車内にて仮眠。
6/26(日) 翌朝、小雨が降っておりカッパを来て雨仕様の準備。猿倉荘にはきれいなトイレ有り100円。6:10に猿倉荘を出発、新緑の中を進む。キヌガサソウのお花畑を過ぎたら白馬尻小屋に到着。例年はここから大雪渓が始まるのですが、今年は30分くらい夏道を進む。大雪渓スタート前日の大雨のためか落石が目立つ。落石に気を付けながら一歩一歩ゆっくりと進んでいく。岩稜帯をにはベンケイソウなどのたくさんの花に囲まれる。ウルップソウも咲いている。座って4人くらい入れるかなあと思う小さな避難小屋の前で花に囲まれてランチタイム。槍ヶ岳に似たガレた岩を発見。階段のような登山道を登り頂上宿舎を通り過ぎて白馬山荘着、この時期はウルップソウ祭りということで山荘で手ぬぐいを頂きました。


雨・強風のために白馬岳山頂を目指す前にコーヒータイム。少し風が収まったところで、15分程度の山頂に向けて出発。風がやんだと思ったのは甘かった。途中で強風で立ち留まり風がおさまるのを待っていたら、リーダーとサブリーダーは違う。強風のなか一1歩一歩進んでいく。自分の甘さを反省し。リーダーが進む姿に惚れて前に足を出し山頂へ。山頂はもちろん真っ白。晴れたら・・・空想の世界に浸りつつ強風のために貸切りの山頂を急いで降りる。山荘小屋に帰る。山荘小屋のオジサマはとても優しくほっこりさせてくれました。自炊室は室内。トイレもきれい。水は涸れていました。今年は水が心配です。
6/27(月) 2:30起床・窓ガラスが揺れるほどの強風。体感温度は低そう。保温をして3:30出発・気温2度、小雨、強風。富山の夜景が綺麗、それにしても眠らない国。
風は徐々に弱くなる。稜線歩きを楽しみつつガレ場を踏みながら杓子岳山頂。地割れあり。富士山が見える。天気回復?白馬鑓ヶ岳山頂で白馬三山制覇。ブロッケンがお出迎えしてくれる。ウルップソウなどなどお花を楽しみながら雪渓を下って(夏道はあったよう。)天狗山荘へ天狗の頭から天狗の大下りで300m下る。浮石に気を付けながら鎖場を通る。いよいよ本日のメイン不帰嶮が始まる。岩場の連続。御在所の岩場トレーニングが生きてくる。鎖場あり、手掛かりはしっかりしている。1メートル程度の小さな橋あり、チョックストーンあり、岩場の隙間から花ありの楽しい楽しいコース。あっという間に不帰2峰まで終了。南峰は巻くようになっている。登山道を歩いて唐松岳へと進む。唐松岳は今までの静寂が嘘のようににぎわっている。唐松小屋を超えて下山開始。ダケカンバ並木を通り八方池の散策途中で不帰をみて通過してきたことに感動。遠くから見ると格好いい。木道を取ってケルンを通って八方リフトへリフトで下る貴重な体験。ゴンドラに乗りついでタクシーで猿倉まで車を取りに行った(道に迷わなければ片道20分, 3300円)