2016/3/27南木曽岳


状況と感想

今年の冬は暖かく、この日も快晴、春の兆し。
名古屋ではすでに桜もちらほら咲いているので、南木曽岳も雪はあるのかと心配された。
恵那峡SAで15分ほど休んで、予定通り到着。
駐車場(960m)を出て20分ほど林道を歩くと登山口。
周回コースであることを説明する大きな看板があり、南木曽岳2.2kmとある。ここから山路に入り、20分ほどで分岐点、左が登山道、右が下山道。一本道で迷うことはない。
風も無くすでに暑いので防寒着を脱ぐ。

2016-03-27 10.48

しばらく行くと結構傾斜のきつい登りが始まる。
1時間も登ると、山と同形の雲が浮かぶ恵那山がきれいだった。
さらに30分ほど登り続けると、カブト岩の看板があり、今度は南アルプスが頭をのぞかせる。
そこから15分ほどで、三角点(1677m 南木曽岳頂上と書いてあるが、地図で見るとまだ山頂ではない)に着く。
ここまで来てようやく雪があった。
大した雪ではないが、歩きにくい程度に残っていた。凍っているところもあるので、注意が必要だがアイゼンは必要ない。
展望岩から御嶽山が綺麗に見え、モクモクと噴煙を上げていた。乗鞍・北アルプスも見える。
どこが山頂(最高点1679m)かよく解らなかったが、平らな山頂を少し下ったところに、避難小屋(トイレ付)と見晴しのよい場所があり、そこでランチとなった。
北東方向の目の前に中央アルプスの主峰が連なっている。晴れた青空に白い峰が綺麗だった。
上の原ルートからの道もここにつながっている。

下りは1675m地点(ここからは南アルプスも見える。行かなかったが展望台もある) までは緩やかだったが、そこから500m下る分岐点まで1時間以上急な斜面の連続だった。
登りにも幾つもの木製の階段があったが、下りはさらに多くの階段があった。必要ないと思われるところにまで階段があり、小さな階段の連続で気を許せなかった。
雨が降ったり、凍っていたりしたら、結構危ないだろう。皆、注意して歩いていたのだろう。そんな歩き難い下りも誰も転倒することはなかった。
晴れた天気と愉快なメンバーのお蔭で、気持ちの良い登山が出来ました。