御在所本谷

2016/01/23 御在所本谷

御在所本谷

*本山行は雪山バリエーションルートです。経験者と共に万全の準備が必要です。

行程

金山/本郷@06:30:00~スカイラインゲート@08:05:00~中道登山口@09:05:00~御在所山頂広場@12:50-13:35~藤内小屋@14:45:00~スカイラインゲート@15:50:00

状況

湯の山温泉街を通り抜けると中道登山口直下の駐車場に停められるが、あの坂道は車によってはスリップして登れないだろう(事実、去年も一台通れなかった)、ということで、スカイラインのゲートにて車を停める。/車道も一部凍り付いており、スリップしそうになりつつ30分ほど歩いて中道登山口へ。ここでヘルメットとアイゼンを装着。
先行者のトレースの跡を踏みつつ進む。雪はさらさらで、20cmから50cmほど。雪は中途半端に少ない。雪に足を置くとその10cmほど下の岩にアイゼンの爪をしっかり効かせる必要がある。また別のところでは、「岩があるだろう」と思って雪を踏むと、それは岩と岩との隙間で危うく踏み抜きそうになることも。ということで一歩一歩慎重に歩く必要があり難しい。もう少し雪が多かったり、雪質が湿っており固まりやすければ登りやすかったと思われる。
本谷は初めてだったが、大岩と沢・滝が美しい。振り返れば四日市の街と伊勢湾、向こうには知多半島もはっきりと見えて素晴らしい。
本谷最後の登りでは、M氏がラッセルに初挑戦。さらさらの雪の急傾斜に奮闘。これは大変だ。感謝。
予定では鎌ヶ岳登頂も計画にあったが、前述のような雪の状況、および、メンバーに体調不良者が出たため、裏道での下山を決め、御在所ロープウェイにて昼食。
展望台からはなんと琵琶湖が見えた。何十回と御在所には登っているが、琵琶湖を見たのは初めてだった。メンバーもみな同じ模様。得した気分だ。
裏道は問題なく通過。4人ほどが前尾根を登っていたが、アイスクライミングなのか、単に普通にクライミングをしていたのかは不明。
裏道登山口からは下では、ニホンザルの群れとニホンカモシカを目撃。冬はスカイラインが閉鎖されているためか、動物たちも気軽に下りてくるのだろうか。
下山後は希望荘にて温泉。

感想

雪山はコンディションで登りやすさが全く変わってしまうなぁと実感。エスケープルートをたくさん想定して、引き返す時間を設定しておくのが良いですね。リーダーに学びました。
リーダー、皆さま、お疲れ様でした。