状況
*技術の詳細な説明は割愛します。
南山は小雨。
まずは宙づりからの自己脱出の訓練。ハングしている壁で完全に壁から離れてしまった時に登り返すというシチュエーション。
東屋にザイルを垂らして練習。やり方は大きく2種類で、確保器を使うやり方と、スリング(とカラビナ)を使うやり方。
確保器を使うやり方は、よりスムーズに上がることができるとのことだったが、立ってからの確保器を使った操作が大変そうだった(ザイルが太い、タイインポイントに通していないから?)。
スリングのみを使うやり方はシンプルで覚えやすい。
スリングのみを使うやり方のコツ:1.体を支えるスリングは、手が届く限り長めのものにしたほうが、立った時に距離を稼げるので良い。
コツ2.立ちこむ時は足を交差させた方が疲れない。コツ3.ザックをぶら下げる個所は最も自分側。
個人的なメモ:足側のスリングは体重+立ち上がりの勢いで強く固まってしまうので、マッシャーとカラビナを使ったやり方がよさそう。
逆にボディ用は体重程度しか負荷がかからないので、クレイムハイストでカラビナを使わないやり方にすると、道具も少なく効率的に登れるのでは、と思った。今度試してみたい。
次に、セカンドとしてビレイしている時に、トップが行動不能となり、自分が助けを呼びに行かなくてはならないシチュエーション。
まずは仮固定して両手を使えるように。次にクレイムハイストでトップの荷重を自分ではなく、メインロープに移す。(ここでマリナーヒッチを使うのかどうかで議論あり。) その後、脱出して、再び自分がビレイする形。
その後、3分の1システムのやり方も教えて頂き、昼食。
この頃には雨も上がり、壁がやや乾いてきたので、男岩で練習。