2:00本郷IC、梓川SAで休憩と時間調整をして6:30ころ安曇野のシャクナゲ温泉に着く。そこからタクシーで中房温泉まで40分、7:45登山口スタート。予報通り天気は快晴、予報では合戦小屋から上の合戦尾根と山頂尾根は10m/s以上の風があるとのことでしたが、実際は運よく風はそよ風。積雪は上の方で30cmくらい、吹き溜まりで50cmくらい。私は冬山は慣れていないし、何かあるか解らないので、登山靴から頭の先まで十分な準備をして行ったのですが、寒さに関しては何の問題も無かった。事前の打合せのお蔭だ。
合戦尾根を山荘・山頂に向かって登って行くと、大天井岳(おてんしょうだけ)につながる尾根の向うに槍ヶ岳が見える。雪を被った北アルプスの3000m級の山々が連なり雄大な景色だ。大正10年(1921)開業の燕山荘に到着13:50。
計画ではこの日はここまでで、燕岳は次の日の予定だったが、時間の余裕が出来たので、山頂まで往復した。イルカ岩やメガネ岩などを見ながら、2763mの山頂からは360度のパノラマが素晴らしい。15:30燕山荘に戻った。日の入は16:35。夕食まで飲む。
夜眠っているとグラグラッと来た(長野県神城断層地震)。時計の針は22:08。揺れている時間は短かったし、そんなに大きな揺れでもない(震度3くらいの感じ)。余震もないし、そのまま眠った。次の日震度6弱の大きな地震と知る。幸い死者は無かったが、けが人は44名(11/26現在)。前回の御岳山噴火に続き今回は大きな地震、まったく何が起こるか解らない。
中房温泉から安曇野に下る山道が谷川沿いの細い道なので、少し心配して早めの6:50出発、11:00前に中房温泉登山口に着いた。安曇野まで無事に行くことが出来、温泉に入り、「石松庵」でおいしい蕎麦を食べて帰路に着いた。またひとつ、新しい登山経験をすることが出来ました。リーダーや皆さんありがとう。
報告: T.K