2007/10/5夜ー8 槍ヶ岳~北穂高岳縦走

槍ヶ岳~北穂高岳縦走

10月5日(金夜)~8日(祭)にかけて槍ヶ岳~北穂高岳を縦走してきました。秋真っ盛りと思いきや、涸沢のナナカマドの色づきは今一つでしたが、一日10時間の縦走コースをなんとか無事に通過できることができました。リーダーに感謝感謝です!

沢渡で一夜を明かし、上高地から槍ヶ岳山荘までの行程はお天気も良く、長~い長~い道のりを歩くだけ。今まで遠くから眺めていた槍ヶ岳が近づくにつれちょっぴり小さく見えましたが、でも最後の鉄ハシゴを登ったときには感激!

本格的な登りになって、槍が近づいてきた感じ。心はワクワク、足はフラフラ。

槍の頂上です。もうすぐ夕日が沈んでいきます。

2日目の行程を槍の上から眺めます。気の遠くなるような道程が待ちかまえているようです。

涸沢岳の頂上です。今日の行程はここまで。眼下に今日の宿舎穂高山荘が見えホット一息です。

明日登る予定にしていた奥穂高岳ですが、お天気が悪いのでどうなることでしょう。その奥にジャンダルムもでんと構えていますね。

3日目はやはり雨。どしゃぶりの中涸沢に向けて足場を確認しながら下りました。全身びしょびしょ、やはり山登りはお天気でなくっちゃね!

富山の2人娘さん

◆槍ヶ岳~北穂高縦走のつづきです。

北穂高の頂上を過ぎて、さらに次々と現れるコルとピークを通過していく途中で、岩場にしがみついている娘さん2人に出会いました。話を聞くと、思った以上に岩場の通過が大変で、目的地である穂高山荘まで行こうか、このまま涸沢に戻ろうか迷っているとのこと。行くにしても、戻るにしても大変な道のりが待っており、こんな場所に来たことを後悔しているようでした。

話し合いの結果、私たちのパーティに加わって、穂高山荘まで一緒に行くことになりました。リーダーの的確なアドバイスがあるだけで、後は若い2人、体力は十分。楽に岩場を通過することができました。その若い2人から無事に涸沢岳に登頂できたことへのお礼と、その時の写真が届きましたのでご紹介します。

前日に涸沢に泊り、翌朝ナナカマドの向こうにモルゲンロートに染まる穂高の山々が連なって、素晴らしい景色に出会えました。


くららのメンバーと合流して記念写真となりました。